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● やさしく学ぶマネジメント 〜 利益向上のヒント満載 〜

 ( ^o^)y 今こそ土台をしっかりした経営をしよう


───────────────────── 2009年01月26日 [第080号] ─

 [本日の読者様] 446名(mag2:399/melma:47)
 [ホームページ] http://future-maps.com

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 [目次]

 ・今こそ土台をしっかりした経営をしよう
 ・成果を上げるリーダーの思考
 ・50点スタートで良いのは改善であり計画ではない

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 [今週のコーナー]

 ・今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
 ・今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜

 [お休みのコーナー]

 ・読者の皆様 〜ちょっと素敵なお便り〜
 ・知ったかぶりネタ教えます 〜ご隠居さんのちょいといい話〜
 ・八っつあん熊さんにも分かる 基本のき 〜ISOのお噺(はなし)〜
 ・与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ


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■ イントロだぁ〜くしょん!
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チキチャンリンチャンリン。ドドン!

え〜。毎度お運び頂きましてありがとうございます。

仕事の質改善コンサルタントの大日向礼子です。

2009年を迎え早一ヶ月が経過しようとしています。
年頭に掲げた目標のスタート状況,達成見込み具合は如何でしょうか?

さて,2008年という年は,激動の経済不況が世界を襲いました。
輸出産業に頼る割合が高い日本企業の打撃は計り知れません。

丑年の今年は,しっかりと足腰強い経営をするようにお願いします。
そして,「やさしく学ぶマネジメント」も参考にして下さい。
元気な日本を取り戻せるよう頑張りましょう!

それでは,今回も元気にいってみましょ〜!


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■ 今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
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●今こそ土台をしっかりした経営をしよう


昨年は,リーマンの破綻をトリガーに不況の波が世界規模で襲って来ました。

昨年7月に行われた洞爺湖サミットで,地球温暖化問題を始めとして,資源や
食料高騰問題が話し合われたのが遠い過去のように思えます。

この未曾有の世界規模の経済不況を乗り切るために,企業が手をつけたのが
人件費でした。派遣切りから始まり今や正社員にまで及んでいるのはご存知
の通りです。古き良き終身雇用の日本企業の姿はそこにはありません。

企業にとって人材は,頭脳・筋肉です。
削いでしまっては,本来,健全な企業運営になるわけがないのです。
しかし,派遣や社員にまで手をつけなければ,企業自身が倒れてしまうという
危機的状況に陥ってしまったのです。

これらの雇用不安は,錬金術が続くと思って複雑な金融商品を開発し続けた
アメリカのマネーゲームの度が過ぎた,言わば,人災とも言えます。

日本の金融市場が調子が悪くても世界はさほど影響がありませんでしたが,
アメリカが調子が悪くなると世界に与える影響がこれほど大きいとはびっくり
でした。ドルが弱くなったと言っても世界の基軸通貨なのですね。


ところで,リスクマネジメントの世界では,経営に為替差損のリスクも考える
ことは常識ですが,リーマン破綻後の急激な円高で,特に自動車産業を中心する
輸出産業は,企業努力だけではどうにもならない限界まで来てしまったのです。

これらは,アメリカの経済不況,円高の影響もあるのですが,私には,それに
加えたスピード経営の過信,夢物語に踊らされた感もあると感じます。

スピード重視の経営で土台をしっかり築かなかった結果,砂上の楼閣の如く,
傾き始めたら倒れるのも早いものです。
その結果の人件費カットとなっている企業も多いのではないでしょうか?

私の周りにも,スピード重視経営を勘違いし,
「51点スタート。走りながら考えよう。」と提唱しているマネジメント層が
いましたが,煮詰めていない計画のもとスタートしたプロジェクトは予想通り
失敗し,後々の問題処理に,資源(人・物・金),及び時間をかけていました。

勘違いのスピード重視経営は,企業にとって実にもったいないことです。
未来ではなく過去に資源を投入しているのですから…。
後始末の方が何倍も労力を使いますし,なにより社員のやる気に影響します。

スピードを上げるところは,経営者の判断です。
スピード重視経営は,トップの意思決定プロセスの迅速さ的確さです。

計画が中途半端で始めるのは,最初から失敗プロジェクトですと宣言している
ようなものです。

2009年は丑年,じっくりと計画を立て勝算を頭に描き,プロジェクト・仕事を
スタートさせて下さい。
トップマネジメントとして,日本経済を立て直すアプローチをお願いします。


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■ 今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
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●成果を上げるリーダーの思考


上記の記事で,トップの意思決定プロセスというお話をしました。
ここでは,目標を立てて業務に邁進するための,リーダーの思考に触れて
みたいと思います。

今まさに波乱の経済のなかだからこそ,会社には,課題目標がたくさんあると
思います。その課題はきっと一筋縄ではいかない難しいものばかりでしょう。

その課題を目前にして,できれば避けたい・そっとしておいて欲しいと思う
リーダーと,これはチャンスと思うリーダーのふた通り存在します。

どちらが良い悪いではないのですが,リーダーという立場にいるのですから,
できれば後者の考えになって欲しいものです。

成果をあげるリーダーの思考は,
 問題が発生しているとき,原因を探りシステム(手順など)へ対策を講じ
 ます。これはISO 9001の是正処置の考え方そのもです。
 根本原因を仕組みで抑えるという発想です。

成果を上げられないリーダーの思考は,
 問題が発生しているとき,その原因を人に帰着させ,その人を排除するか,
 教育するかで,応急処置にとどまります。

一見,処置後は同じように原因を排除したように見え改善されますが,是正
処置が講じられていない問題は,人が変わると元に戻ってしまいます。

この思考は,仕事のあらゆる面で見られます。
例えば,成果の出し方でも,短期成果で満足するのは,成果を上げられない
リーダーで,成果をあげるリーダーは長期成果を狙います。

人材育成では,成果を上げられないリーダーは,何でも自分で行わないと
気が済まず,自分がトップだというピラミッド型の組織を形成したがる傾向
にあります。一方,成果をあげるリーダーの思考は,チームはいろいろな人
が集まって形成されていることを理解し,各人の個性を発揮できるように
指導できる人です。結局はこの方が頼られるリーダーになるのです。

このような思考を,いろいろな人が集まるプロジェクト運営に活かして欲しい
と思います。日本の仕事のやり方は,チームや協力で成り立っています。
ハーバードビジネスレビューなどに記載している,PMBOK的思考も素晴らしい
のですが,日本人のDNAである農耕民族ならではの仕事のやり方を活かして
欲しいものです。


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■ 今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
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●50点スタートで良いのは改善であり計画ではない


51点スタートでもうひとつ,私が気になっている点をご紹介します。

スピード重視だということで,51点スタートでプロジェクトを始めると結局は
手戻りが多く発生し,余分な資源を費やしてしまうことはお話しました。

しかし,経営の中には、50点ならとっととやれ!という場面もあるのです。
それは「改善」及び「継続的改善」です。

仕事のやり方の改善を思いついて,完璧ではないけれども手を打てば50%改善
されるという場面では,70点・80点まで改善の完成度を上げるのを待つより,
50点で手を打つ方が良いのです。

プロジェクトでも,全くの新規市場・新規技術の場合は,やはり50点スタート
ではリスクが大きすぎます。
プロジェクトといっても,本当にまっさらな状態のものはわずかで,
既存の製品やサービスの一部機能アップや商品価値追加など,母体になる
プロジェクトがあるのです。その中で,50点で進めて良い部分と良く練った方
がいい部分が存在します。

その見極めは,プロジェクトリーダーの采配の振り方に掛っています。
リーダーとして,自分の「意思決定プロセス」を明確に決めておくことが
良いと思います。


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■ 編集後記
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2009年も早一ヶ月過ぎました。

2008年の世相を表すひと文字は,変化の「変」でしたが,どちらかというと,
ただの一文字の「変」(へん・おかしい)だと思いました。

アメリカでは,バラク・オバマ氏が大統領に就任し,盛り上がっているので,
なんだかちょっぴり羨ましくなりました。

今年は,「てん」,転じるの「転」とか,発展の「展」になるように自分も
頑張りたいと思っています。

日本がこんなご時世ですので,家庭の主婦としては,無駄使いを減らし,
外食より内食を中心として,工夫をしている訳ですが,普段働いているので,
お休みくらい外食したいと思いつつ,食事の準備に勤しんでいます。
ああ,悲しき,貧乏性…。

以前は,買っていたペットボトルのお茶も,マイ水筒(保温)で,朝お茶を
入れて持ち歩いています。環境と家庭にやさしい!?

先日,スーパーの日用品売り場に行きましたら,お弁当箱の売り場が増えて
いました。一昔前のお父さん世代が良く持っていた,保温できるジャー式の
お弁当箱も,女子高生用?のかわいいデザインなども取り揃えてありました。
時代を反映して,お弁当族が増えているようです。
スーパーは,市場の動きを見るにはとても面白いところです。

スーパーも,いつも自動車で出掛けて,買い物袋もしっかりもらっていまし
たが,エコバック持参で自転車で出掛けてみました。
ちょっと大変でしたけど,家に帰ってきて,ちょっぴりの達成感でした。

節約とかケチケチだと暗くなりますので,環境にやさしい活動をしていると
思うとなんだか楽しくなりますよ。

おあとがよろしいようで。


デデン!


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■ やさしく学ぶマネジメント 〜利益向上のヒント満載〜
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[発行責任者]大日向礼子(仕事の質改善コンサルタント)

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