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● やさしく学ぶマネジメント 〜 利益向上のヒント満載 〜

 ( ^o^)y 組織の価値は外部が決めるもの


───────────────────── 2008年11月25日 [第079号] ─

 [本日の読者様] 444名(mag2:399/melma:45)
 [ホームページ] http://future-maps.com

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 [目次]

 ・組織の価値は外部が決めるもの
 ・内部監査員の力量不足は機会損失を生む

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 [今週のコーナー]

 ・今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
 ・与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ
 ・今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜

 [お休みのコーナー]

 ・読者の皆様 〜ちょっと素敵なお便り〜
 ・知ったかぶりネタ教えます 〜ご隠居さんのちょいといい話〜
 ・八っつあん熊さんにも分かる 基本のき 〜ISOのお噺(はなし)〜


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■ イントロだぁ〜くしょん!
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チキチャンリンチャンリン。ドドン!

え〜。毎度お運び頂きましてありがとうございます。

仕事の質改善コンサルタントの大日向礼子です。

先日,生命保険の見直しをしました。

保険は,健康な時はどんな契約をしたか気にも留めない商品ですね。
私も同じでしたが,たまたま見直す機会に恵まれましたのでラッキーでした。

世の中の情勢により保険も新商品がどんどん開発されているようですので,
保険会社の同じような商品を比較するなど情報の収集は必要だと感じました。

だんだん年を重ねるに連れ,健康が気になっている今日この頃です。

この例のように,一度決めたことを見直すのは必要でありとても大事なのです。

会社でも,目標の見直し,KPIの見直し,手順の見直しなど,現状に合わせて
柔軟に対応していく必要があります。

という訳で,今回は,見直しという観点でお話で進めていきます。

それでは,今回も元気にいってみましょ〜!


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■ 今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
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●組織の価値は外部が決めるもの


皆さまの会社の業務でも目標を設定していますね。
2008年度も後半に入り,目標の見直しなどしている組織もあると思います。

目標は,短期目標,中長期目標などいろいろあります。

短期目標は,この先半年一年程度なので,あまりブレがないでしょうが,
中長期目標の場合は,自分の会社・自分の組織がどのような姿になりたいか
より鮮明に描けていないと,ブレが大きくなってしまいます。

さて,では将来どのような組織でありたいかを問われて即座に返答出来る
リーダーはどれだけいらっしゃるでしょうか?

実際のところあまりいないのではないかと思います。

なぜなら,昨今の流れの早い世の中情勢を見据え,いつも自分の立ち位置を
確認し,軌道修正していないと,組織の将来像を描くのは難しいですし,
将来どうなりたいかビジョンをいつも思い描いていないと,即座の回答は
出来ないものです。

組織は,一度立てた目標にしがみついている必要はなく,世の中の情勢が
変われば組織運営の仕方も変わっていいはずですが,変われないリーダーが
実に多いのです。
いわゆる過去のしがらみや成功体験に拘束されているのですね。

そのことは,組織の都合だけで目標を立てている姿に他なりません。

本来なら,お客様を中心とした目標であるべきなのですが,お客様の利益は
そっちのけで,自分の都合ばかり優先します。
だから不祥事が後を絶たないのですが…。

こんな目標設定の仕方では意味がありません。

その結果,年度末には,外部要因の変化が激しく目標が達成できなかった
という言い訳めいた,アニュアルレポートなどを発したりします。
失敗の原因を自分(自組織)に求めず,外に求めているのです…。
まるで,私は駄目なリーダーです。と世間に言っているようなものです。


よく“目標に対する成果”という言い方をします。
成果とは何でしょう?

目標を達成すれば,成果を出したということになりますが,その目標自体が
どこを起点とした成果なのかということに着目して下さい。

社内の上司の顔色を伺って,米つきバッタよろしく,上司に報告する成果報告
資料(目標の達成度合いのレポートなど)にやたら時間をかけ資料を作る方が
いますが,力の入れどころが間違っています。

“目標に対する成果”とは,外から見た評価を通しての成果であるべきです。

外から見た成果は,その組織・その人の価値になります。

価値は自分が決めるものではなく,外部,すなわち,お客様,取り巻く市場,
社会(世の中)が決めるのです。

目標の見直しをする際は,どこを起点として成果と言うのかを踏まえて,
組織のベクトルを合わせる御旗として,目標を活用して欲しいと思います。


そして,ISO 9001では,レビューという項目があります。
これは,デザインレビュー,マネジメントレビューなどです。

デザインを適切な段階でレビューしないと,最後まで進んでアウトプットが
出てからでは,取り返しが付かなくなってしまいます。
品質マネジメントシステムも作ればOKではなく,有効に機能しているかの
定期的なレビューが大切なのです。

これらは,主に検閲という意味合いですが,そこには,確認および見直し
という行為が含まれています。
プロジェクト計画に沿って進めた設計や,有識者が集まって構築した品質
マネジメントシステムは,現時点で,組織の価値を有する状態を保って
いるのか,常に見直しのサイクルをまわして下さいということです。


現在その目標のどこまで達成しているかなどを常にウォッチして
かけ離れている場合や,業務が変化して,その目標自体の意味づけが薄れて
きたものは,速やかに見直しをする必要があります。

見直しの際には,“組織の価値は外部が決めるもの”ということを念頭に置き,
意味のある目標値を設定して下さい。

そのような見直しの癖をつけたいものです。


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■ 与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ
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●私の愛読書「君に成功を贈る」


講師やプレゼンなど人前で話をする際,天風師の教えを実践しています。
文字で書くにはやや恥ずかしい内容ですが,私には効き目があります。

http://www.jmca.net/books/kimini/ad.php?&id=127


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■ 今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
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●内部監査員の力量不足は機会損失を生む


11月も終盤ですが,11月は品質月間でしたね。

この時期は,月間に合わせて多くの企業が,内部監査を行ったり,外部審査を
受審したりしているようです。

ところで,皆さまの組織の内部監査員の力量はいかがでしょうか?
内部監査では,監査員の「力量」が,結果の有効性を大きく左右します。

先日参加した,マネジメントシステム審査員評価登録センター(JRCA)主催の
講演会において,(財)日本適合性認定委員会(JAB)の井口専務理事が,
「審査員に望むこと」と題して,審査員はプロであれということと,有効性の
審査についてご講演されていました。

このように,外部審査も有効性を追求する傾向にあるため,おのずと内部監査に
求められる内容も適合性の監査から有効性の監査へとシフトしつつあります。
当然,内部監査員の力量が問われて然るべきです。

外部のセミナーでも,内部監査員を活性化するセミナーや有効性監査を行う
ためのレベルアップセミナーが流行っているようです。
JABでも,前述の通り有効性審査へのシフトを言っていますので尚更です。

しかし,実際には,内部監査における有効性の監査と言っても,行動が伴わず,
内部監査員の力量が不足しているために,結果として大きな機会損失を発生
させている可能性があるのです。

結構な金額をかけて内部監査員を養成し,監査準備,実地監査での監査員と
被監査職場の工数(時給換算で高給取りですし),監査まとめ,是正がある
場合の処置工数など,積み上げると内部監査にかなり投資しているはずです。

そこまでして,何も指摘がない,外部審査があるから仕方なくやっている
というレベルなら,はっきり言って内部監査はやらない方が組織のためです。

しかし,内部監査を行わないと,外部審査を受ける資格がないという現実も
あり,やらない訳にもいかない…。

外部審査で有効性審査といっても,やはり限界があります。
そこは,内部事情に詳しい内部監査員だからこそ,指摘・改善できるという
強みがあります。真の有効性監査は,是非,内部監査で実現して下さい。

そこで,自社の内部監査員が力量不足に陥らないようにするために,トップ
マネジメントや事務局は,次のことを意識して内部監査員の育成に取り組む
ことが大切です。

 ・ISO 9001規格要求事項を正しく理解できる監査員。
 ・QC的ものの見方考え方ができる監査員。
 ・品質を保証するということ,および重要性を理解できる監査員
 ・問題発見能力,問題解決能力がある監査員
 ・マネジメント上の問題点を見極められる監査員
 ・目標に対するアプローチ・結果・フィードバックが理解できる監査員

これらすべてパーフェクトな力量を確保するのは難しいですが,何より,
自分で学ぶ姿勢を持った監査員であり,内部監査を通して組織が良くなって
欲しいと真剣に考えている監査員を見出すことが必要です。

そうすれば,不適合事象が目の前に来た時に,きちんと指摘できるように
なり,機会損失も防げるはずです。

内部監査は,単に,ISO 9001の認証をもらうために行うのではなく,経営の
道具として積極的に組織に導入して欲しいと思います。

その際に,内部監査員の力量が,内部監査が経営の道具として使えるか否かを
左右する大切なファクターであることを忘れないで下さい。


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■ 編集後記
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11月は息子の小学校のバザー,中学校のバザー,職業体験と子供の用事が
多い月でした。すべて終わりほっとしています。

バザーは,中学校は豚汁係,小学校はカレー係と食べ物に縁がありました。

中学校の豚汁は,親たちが作って販売で,朝早くから集合して作りました。
大きな鍋で大量に作りますので,とても美味しく更に安く,自分で作って
満足してしまいました。

販売開始前の昼食に頂いたことは言うまでもありません。

小学校のカレーは販売だけで,カレー自体は給食の先生が作って下さいます
ので,そこはプロの味で,安心して美味しく頂ける味付けでした。

これもまた販売開始前に美味しく頂きました。


話は,変わって,中学生の職業体験ですが,
私たちの子供のころと違い,今は,いろいろな職場に入って仕事をするという
2日間のプログラムがあるようです。2日お弁当持参ですが…。(−−;

息子はコンビニエンスストアに行きました。

主にバックヤードの品出しをしたようです。疲れたと言っていました。
少しは働く大変さを分かってくれたか…??
最後に,お店の方が唐揚げをくれたと喜んでいました。そこかい!

その他,病院,幼稚園,おせんべい屋,豆腐屋,ガソリンスタンド,生協,
スーパーなど色々なところで職業体験プログラムが行われたようです。

日本の未来を支える子どもたちよ!大いに頑張ってくれ!!
 From:年金生活でおんぶに抱っこ状態を狙っている大人1号

おあとがよろしいようで。


デデン!


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[発行責任者]大日向礼子(仕事の質改善コンサルタント)

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