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● やさしく学ぶマネジメント 〜 利益向上のヒント満載 〜

 ( ^o^)y チームワークの持つ素晴らしさ


───────────────────── 2008年08月31日 [第077号] ─

 [本日の読者様] 446名(mag2:401/melma:45)
 [ホームページ] http://future-maps.com

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 [目次]

 ・チームワークの持つ素晴らしさ
 ・戦略的思考は実は危ないという説

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 [今週のコーナー]

 ・今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
 ・今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
 ・与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ

 [お休みのコーナー]

 ・読者の皆様 〜ちょっと素敵なお便り〜
 ・八っつあん熊さんにも分かる 基本のき 〜ISOのお噺(はなし)〜
 ・知ったかぶりネタ教えます 〜ご隠居さんのちょいといい話〜


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■ イントロだぁ〜くしょん!
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チキチャンリンチャンリン。ドドン!

え〜。毎度お運び頂きましてありがとうございます。

仕事の質改善コンサルタントの大日向礼子です。

少し前になりましたが,17日間に渡り熱戦を繰り広げた北京オリンピックも
閉会しました。皆さまはどの競技に感動しましたか?

私は断然,男子400メートルリレーですね!
銅メダル獲得のゴールの瞬間,見ていて鳥肌が立ちました!!
何といっても,アンカーの朝原宣治選手の走りは涙を浮かべて観戦しました。

あの必死さを見ると,自分がダラダラ過ごしているのが恥ずかしくなります。
(朝原選手のドキュメンタリ番組を見たということもありますが。)

トラック種目では1928年アムステルダムオリンピック女子800メートルの
銀メダル以来80年ぶり2度目の表彰台ということです。

私は,日本人はトラック競技では,身体能力の差があるので勝てっこない
という勝手な先入観を持っていましたが,そんなことはありませんでした。

身体能力をカバーするバトンパスの工夫とチームワークという,日本人の
得意分野が功を奏した結果でしょう。

日本は,バトンパスだけで合宿まで行ったそうです。

世界一速いバトンパスだとテレビの解説が話していました。
これで世界と戦ったのですね。凄い!凄すぎる!感動をありがとう!!


ということで,今回は,北京五輪の話題からですが,
こんなところにも,ビジネス改善のヒントがあるというお話から始めます。


それでは,今回も元気にいってみましょ〜!


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■ 今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
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●チームワークの持つ素晴らしさ


イントロでお話しました,男子400メートルリレーでは,
バトンパスを正確に速くするというチームワークで勝ち取った勝利です。

某国(複数)のバトンパスをミスした国では,個人主義でチームの成績より
個人の成績を重視したため,バトンパスなどの地道な練習はあまり行わな
かったのかもしれません。
結果的には,バトンパスの正確さも実力のうちだったということです。


さて,この例をプロジェクト運営(業務運営)に置き換えてみましょう。

プロジェクトマネジメントという概念は,アメリカから導入された概念です
が,枠組みをそのまま使えばプロジェクト運営は上手くいくでしょうか?

答えはNOです。

なぜでしょう…。


それは,読者の皆さまの会社の主な従業員は日本人だからに他なりません。
(日本の法人を前提に話をしています。)

ひと昔前,Japan as No.1 と言われ,海外からもベンチマークで多くの人が
日本企業を訪れました。
しかし,そのやり方だけを学んだところで日本企業と同じことは出来ません。

何が違うのでしょう…。


それは国民性の違いと人種の出生と違いなのだと,私は思います。

欧米の祖先,狩猟民族は,目の前にある獲物を石斧で倒してその日の食料に
する,すなわち,人よりも早く獲物を見つけて倒せば自分の取り分です。

一方,農耕民族の日本人は,まいた種が確実に収穫できるとも分らない中,
せっせと土を耕し種をまき,水や肥料を与えて時間と手間を掛けた結果,
食料を収穫できるのです。
一人では出来ない作業であり,村ぐるみで協力して作業を行います。

なんだか,イントロで書いたリレーへの取り込みと似ていませんか?


海外企業が容易に日本の真似が出来ないのは,本来の日本人のDNAである
チームワークを駆使した仕事のやり方,すなわち,チームビルディングに
重きを置いたプロジェクト管理だからだと思います。

すなわち,プロジェクトマネジメントというツール(道具)自体に問題が
あるわけではなく,使う人の特性に合わせてツールを自分のものにすること
に日本人は長けているのです。

日本人の得意なチームワークの持つ素晴らしさを最大限に発揮する経営を
することこそが日本の経営に必要とされていることではないでしょうか?

何でも効率を求め,ロジカルに事を進めることを優先させ,人間性軽視に
なっているケースが見られます。

従業員は歯車の一部だと考えて経営するのも結構ですが,歯車の個性にも
目を向け,時には非効率であったり,ロジカルではないところに,経営の
パラダイムシフトがあったりします。

従業員がマネジメント層の元を離れないためにも,ブレてはいけないことは,
目標設定とそれを実現させていく方法,人的資源に重きをおいた経営です。
そして何より,業務目標に向かってパトンパスをするチームワークです。

あなたの仕事仲間のチームワークは良好ですか?


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■ 今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
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●戦略的思考は実は危ないという説


最近,読者のたかちゃんさんのお勧めで,
「ビジネスに「戦略」なんていらない」という本を読みました。

ビジネスの世界では,「戦略」という用語は普通に使っていますので,
「ビジネスに「戦略」なんていらない」というタイトルが衝撃的でした。

しかし,本を読みながら,何にでも「戦略」とつけたがる企業の事業発展は
あまりないのではないかという疑問も湧いてきました。

現に,某企業で「事業戦略実践研究会」なるものを有名コンサルタントを
高いお金で招いて,幹部候補を集めて,「○○ビジネス戦略」などという
たいそうな資料を作っていましたが,結局は,研究していた事業分野が
売却という結果になった事実もあります。

そのような資料の場合のお決まりパターンとして,成長戦略と市場別の顧客
攻略法としての戦略・KFS・KBF(購買決定要因),勝手な(だいぶストレッチ
になっている)売り上げ推移などが並んでいます。
(あとから見ると,その売り上げ予想が当たったためしはありません。)

これらは大抵企業側から見た攻略法であり,お客様がその商品・サービスを
満足してくれる対価としてお金を払うのであるという視点が抜けています。

「ビジネスに「戦略」なんていらない」を読んだ時も,
まさに,お客様が満足した分お金を頂けるという意識は必要だよなぁ〜と
再確認することができました。

戦略とか戦術とか,お客様を攻め落とす!?方法だけ一所懸命練っていても,
結局は無理やりの特攻隊状態なのかと思います。

ゲームの攻略本に沿って,ピコピコとゲームをやっているお宅と何も変わり
ません。“ゲームの名前が「仕事」”というだけです。

ゲーム色が強くなればなるほど,仕事は仕事という漢字の持つ意味が歪め
られてきます。それらが,様々な企業不祥事という事態を引き起こしている
のです。それこそ,お客様はゲームの蚊帳の外であり被害者となってきます。

そんなことになってしまっては,何が戦略なのでしょうか?
何のため,誰のために立てている戦略なのでしょうか?

会社は何のためにあるのか?
組織はなぜ必要か?
その会社のゴールは何か?
何のために人は働くのか?
モティベーションとは?
評価を受ける自分の役割・立場は何なのか?

実に,いろいろなことを考えさせられる一冊です。
そして何より,戦略志向に偏る危険性を示唆してくれています。

この本を通して,ISO9001で言っている原理原則の「顧客志向」この4文字が
実に様々なことを語りかけていると,しみじみ思いました。

やっぱり,ISO9001で良くできたマネジメントシステムなんだよなぁ〜。

一人でも多くの経営者が,
ISO9001の意図を理解して使ってくれればと願って止みません。


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■ 与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ
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●一倉定(いちくらさだむ) [著] 『 一倉定の社長学全集 』

『一倉定の社長学全集』10巻セットのご案内です。

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経営者か「血の通った実戦書」と絶賛されています。

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■ 編集後記
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子供の夏休みは(関東では)今日で終わりです。
最後の日くらいは,ゆっくりのんびりしたいのですが,最後の最後まで
宿題の追い込みをしており,親としてもげんなりします。

今日は,自分の誕生日だというのに,相変わらず子供に,お小言をいう
必要性があることにぐったりします。親,面倒だな…。
心穏やかにぼーっとしたいのに…。

自分の子供の頃は,最後まで宿題をしていて,自分の誕生日は好きではあり
ませんでした。なんでこんな日って…。
(^^; なので,子供のことも言えないのですが…。

明日からは9月。もう秋がそこまで来ています。
セミが,残り少ない夏を急かすように一所懸命鳴いているかと思えば,
夜は,もう秋の虫が,リンリン,チンチロリンと鳴いています。

夜は暑さが和らぎ寝苦しさから解放され,ホッとしています。

おあとがよろしいようで。。。


デデン!


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■ やさしく学ぶマネジメント 〜利益向上のヒント満載〜
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[発行責任者]大日向礼子(仕事の質改善コンサルタント)

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