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● やさしく学ぶマネジメント 〜 利益向上のヒント満載 〜

 ( ^o^)y 海外調達のサプライチェーンは難しい


───────────────────── 2008年02月29日 [第072号] ─

 [本日の読者様] 475名(mag2:404/melma:38/melten:33)
 [ホームページ] http://future-maps.com

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 [目次]

 ・海外調達のサプライチェーンは難しい
 ・部下は密かにストレスを溜めている

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 [今週のコーナー]

 ・今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
 ・今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
 ・与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ

 [お休みのコーナー]

 ・読者の皆様 〜ちょっと素敵なお便り〜
 ・八っつあん熊さんにも分かる 基本のき 〜ISOのお噺(はなし)〜
 ・知ったかぶりネタ教えます 〜ご隠居さんのちょいといい話〜


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■ イントロだぁ〜くしょん!
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チキチャンリンチャンリン。ドドン!

え〜。毎度お運び頂きましてありがとうございます。

仕事の質改善コンサルタントの大日向礼子です。

先日,お風呂場でえらく派手に滑りまして,腕に気持ち悪い大きな痣を作り,
首は痛いわ,腰は痛いわ,えらい目にあいました。

年寄りが風呂場で怪我をする最悪亡くなるのが多いようですが,身をもって
実感しました。目から星が出ました(たぶん…)。

これは,おそらく油断と馴れなんですね。
仕事も同じです。緊張してやっているときは大丈夫なのですが,慣れてくると
ミスをするのです。

私も気を引き締めて頑張らなければ…。

それでは,今回も元気にいってみましょ〜!


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■ 今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
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●海外調達のサプライチェーンは難しい


最近,中国餃子問題で,食の安全が見直されていますが,中国からの輸入は
何も食品に限ったものではなく,ありとあらゆるものが中国からの輸入に
頼っているのです。

皆様がお使いになっている,電子機器についているACアダプターもその多くが
中国で製造されたものなのです。

海外ベンダーからの調達は,日本のベンダーと比較して,文化の壁,言葉の
壁などがあり難しいのですが,更には,品質管理の意識の違い,日本の法律も
大きな壁と言って良いでしょう。

最近私が関わった例でお話します。

中国からACアダプターを輸入して,製品の一部として日本国内で販売するには,
電気用品安全法,一般的に“電安法”と呼ばれている法律を守らなければなら
いのですが,この必要書類の取り揃えが結構大変です。

中国から,ACアダプターを購入するということは,当然その会社が輸入業者に
なるわけです。輸入業者は,電安法を守らないとなりません。

書類の取り揃えは,メールが中心となります。
中国なのですが,中文でやり取りする訳にもいかず,日本語,英語がミックス
でメールがやり取りされています。
しかし,日本語で依頼した内容が理解されないこともままあります。

この例では,電気関係の読者しか分からないかも知れませんが,
日本側から,“EMI試験結果の報告書をメールしてくれ”という依頼を,
日本語でしました。中国側担当者は理解出来ず,
Please tell us what is the "EMI試験結果". という具合です。

そこで,別なACアダプターの試験報告書のサンプルを付けて,
Electro Magnetic Interference Test Report が欲しいと英語でメールして,
結構しんどい作業です。

日本国内メーカーからACアダプターを購入するのであればそんなに大変な作業
ではないはずです。


この例のように,日本の法律を守るために海外ベンダーにも,日本の法律を
よく理解させなければ,今後ますます増えるであろう,海外調達が,手間の
かかるしんどい作業になりかねないのです。
(一部の大きなベンダーはそんなことはないと思いますが。)

製品の値段を抑えるため,スペックにあう安い中国製品を求めるのは自然の
ことですが,対応工数がかなりかかっているのだろうと思うと,本末転倒です。
(数が出る製品は,そこまでしても安いものがベストなのでしょうが…。)

このACアダプターの例では,最初に購入する時だけエビデンスを取り揃えれば
良い訳ではなく,4M(人,設備,方法,材料)が変わった時や,製造場所が
変わった時なども,変更した内容と,変更後の検査記録などをエビデンスと
して提出してもらわないとならないのですが…。
中国では,届出なしに4Mを変えるのが当たり前と考えておかなければならない
ですし,届出はまず来ません。

日本の法律である電安法にミートした証のPSEマークも,本当に最初にPSEを
取得した状態から,ACアダプターの中身が一緒かどうかの保証は出来ないのが
実態です。
そうなると,日本側でサンプル入手し,中を開けて試験したり,試験所に持ち
込むということを定期的にしないと,真の品質は保証されないのです。
検査記録だけ入手していても安心でない現実があります。

意識の違いと言われればそれまでですが,ベンダーではなく,パートナー企業
と位置づけ,一から教えていく根気良さがないと中国メーカーとは付き合えま
せん。というより付き合っていかないと仕事が立ち行かないのです。

サプライチェーンとして中国は大事です。
品質管理の意識の違いなどを理解しながら,日本メーカーとして,受け入れ
当初だけではなく,定期的に訪問して工程チェックなり,試験をすればいいの
です。最初だけしかチェックしなかった餃子にならないためにも…。


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■ 今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
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●部下は密かにストレスを溜めている


今回は,人的資源についてのお話です。
その資源をうまく使えるか無駄にするかは案外上司の態度が影響を与えるかも
ということを考えて見ましょう。

人の心は案外繊細です。

私が知っている方の元部下とお話をする機会があり,意外な事がありました。
元部下は,その上司の部下だった時,凄いストレス感じていたという事実が,
私にとってはとても意外だったのです。

その上司は,直接部下を叱ったりはしないので,端から見ると周り(他部門)
から頼られ,人あたりの良い方に見受けられます。

しかし,その上司は,意識的か無意識的かは定かではありませんが,自分を
誇示する傾向にあるようです。私もちょっぴり感じていましたが…。
(自分は他の人より出来る,頼られているというような態度などです。)

その行為が,部下から見ると,天狗状態で,いつも上目線なので,見下され
馬鹿にされているように感じ,それでストレスが溜まるようです。

直接言われなくても,「仕事おせーよ。俺がやれば半分の時間で出来るよ。」
的な暗黙のプレッシャーがあるようなのです。

人は十人十色といい性格も様々です。

直接,仕事でケチを付けられなくても,上司が“威張りん坊状態”では,
萎縮してしまう部下もいるのです。

上司の無意識の態度が,組織のパフォーマンスを下げている可能性もあると
考えると,自分の態度を第三者的に見つめてみることも必要かと思います。

先に登場した方は,今は上司が代わりストレス地獄から開放されたようですが,
ずっと上司が一緒だったら,多分会社を辞めていた。とも語ってくれました。

上司は,仕事が出来る事は大いに結構なのですが,部下にストレスを与えて
まで,自分を誇示するのは,上に立つものとして配慮が足りないと言えます。


おまけ話ですが,
この話を,サンプル数 n=1 で結論に導くのは,記事を書くにあたり余りにも
強引だと思ったので,他の部下にも聞いてみました。

そうしたところ,ストレスという表現はしないまでも,同じように苦手意識を
持っているようでした。

私は案外何事も気にしない性格なので,“威張りん坊状態”の人も,ふ〜ん。
と受け流して終わりなのですが,受け流せない性格の人もいるのです。
むしろ受け流せない人の方が多い世の中なので,メンタル面で問題を抱える
ビジネスパーソンが多いのです。

上司の皆様は,無意識の自分の態度を見つめなおす時間を作って下さい。
そうすることで,自分の組織をハイパフォーマー集団に変えることも出来る
かもしれません。


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■ 編集後記
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早いものでもう2008年も2ヶ月が過ぎようとしています。

本当に月日が経つのは早いです。
うちの上の息子もこの間,小学校に入学したと思ったら,もう卒業です。

今日「6年生を送る会」を見に行ってきました。

息子の通う小学校は,小規模校で,各学年2クラスです。
なので「6年生を送る会」もアットホームな感じで,6年生が登場する際の
演出にも凝っていました。

「ごくせん」のテーマソング「NO MORE CRY」を登場音楽にして,ひとりずつ
舞台のカーテンの真ん中から登場し,スポットライトがあたり,
5年生が,事前にインタビューした,「小学校の思い出・中学になって頑張り
たいこと・将来の夢」などを語り,その紹介が終わると6年生のスポットライト
は消えて,中央階段から舞台を降りて,自分の席まで花道を歩いていくという
演出でした。
(かなり照れて歩いている子もいて,かわいいな〜と思いました。)

小規模校だからこそ出来る演出であり,みんな知っている子なので,スタート
から,私なんか,うるうるしてしまいました…。

また,各学年毎に,工夫した出し物を披露していました。
歌あり,合奏あり,ダンスあり,呼びかけあり…。中には,エンタの神様を
真似したものまであり,子どもたちが考えた出し物は心温まるものでした。

特に,呼びかけは,6年生との思い出を語ったものなので,5年生の呼びかけと
1年生の呼びかけには,特にうるうるしてしまいました。
「ありがとう」「ありがとう」一杯の「ありがとう」です。
子どもたち!君たちは素敵だよ!素晴らしいよ!お母さんは幸せです!!

小規模校ならではの先生の出し物もあり,合奏と歌を披露していました。
さすが先生というような,すばらしいハモリでしたし,合奏では,小学校では
あまり使わないようなラテン系の打楽器や,アコーディオンも登場し,
どれだけ練習したの!というようなバッチリな演奏を聴かせてくれました。

次は中学生です。あ〜本当に時の経つのは早いです。

おあとがよろしいようで。。。


デデン!

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■ やさしく学ぶマネジメント 〜利益向上のヒント満載〜
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