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● やさしく学ぶマネジメント 〜 利益向上のヒント満載 〜

 ( ^o^)y 経営者のリーダーシップについて考える


───────────────────── 2007年11月21日 [第069号] ─

 [本日の読者様] 458名(mag2:395/melma:33/melten:30)
 [ホームページ] http://future-maps.com

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 [目次]

 ・地に墜ちた経営を見て思う…。
 ・経営者のリーダーシップについて考える
 ・経営者のコミットメントはトップとしての決意

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 [今週のコーナー]

 ・今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
 ・今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜

 [お休みのコーナー]

 ・読者の皆様 〜ちょっと素敵なお便り〜
 ・与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ
 ・八っつあん熊さんにも分かる 基本のき 〜ISOのお噺(はなし)〜
 ・知ったかぶりネタ教えます 〜ご隠居さんのちょいといい話〜


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■ イントロだぁ〜くしょん!
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チキチャンリンチャンリン。ドドン!

え〜。毎度お運び頂きましてありがとうございます。

仕事の質改善コンサルタントの大日向礼子です。

ここ最近のニュースは,経営者が経営責任を果たしていないのではないかと,
疑いたくなる不祥事が多いですね。

すっかりおなじみになった,CSR(企業の社会的責任)ですが,悪い報道で
言葉が社会に浸透していることは,消費者の立場からすると少し悲しい
気持ちです。

ISO9000sから,CSRの関連する部分を見てみますと,
ISO9000sには,リーダーシップという原則があります。

このリーダーとは,各セクションのリーダーもそうですが,ISO9000sの
意図するところは,トップマネジメントを指しています。

そこで,今回のメルマガでは,
不祥事の要因のひとつとして,取り上げられている,
「リーダーシップの欠如」,「経営者不在」などの切り口から,
「経営者のリーダーシップ」の意味について考えたいと思います。


それでは,元気にいってみましょ〜!


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■ 今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
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●地に墜ちた経営を見て思う…。


はじめにでも述べましたが,
不二家の消費期限切れ原料使用問題が,一昔前だったかのように思わせる
ほど,ここ最近,経営責任を問うべき不祥事が頻発しています。

お客様を無視した,私利私欲に走る経営は,消費者の立場として本当に
許せません。

人材派遣,介護・医療サービス関連のグッドウィルは,日々の仕事に困って
いる人や,介護を必要とする人たちなどの弱みに付け込んでいますし,
語学学習関連のNOVAは,語学が出来るようになりたいと自己啓発意欲を持つ
お客様の心を踏みにじっています。

グッドウィルの儲け主義は,日雇い労働の違法派遣が明らかになりましたし,
NOVAに至っては,経営者の豪華な生活ぶりが明らかになり,会社を私物化
した実態が浮き彫りになりました。
労働者や,語学学習者は,単なる金づるだったのでしょうか?
全く腹立たしい限りです。

食品業界に目を向けると,
不二家,ミートホープ,石屋製菓(白い恋人)の報道が続き,ひと段落したと
思ったら,赤福,船場吉兆と,消費・賞味期限切れの菓子を偽装販売していた
ことが発覚しました。
船場吉兆は,産地偽装などもありすっかりブランドも地に堕ちました。

老舗・看板・暖簾など,いわゆるブランドも頼りにならないことが
露呈してしまい,ブランドを信頼しお金を払って購入している消費者が,
なんだか,企業から裏切られ,馬鹿にされているように感じました。

これらの事例は,世間で経営コンサルタントといわれている先生方に
言わせれば,「内部統制が取れていない」という一言で片付けられそうな
ネタです。
マスコミが騒げば騒ぐほど,コンサルタントや,その筋の先生たちは,
内部統制,コーポレートガバナンス,リスクマネジメントだと騒ぎ炊きつけ,
経営ツール(道具)を使えば,問題は未然に防げるのだと錯覚をしてしまう
経営者もいるように思います。

NOVAのようにトップを解任して変えてしまえば,問題の火種は
なくなるのですが,そもそも内部にいる人間,すなわち従業員が,その会社,
そのリーダーに信頼を寄せていなければ,トップが代わっても疑心暗鬼で
自分の保身に走るだけであり,強い会社,信頼を置ける会社,ブランドの
回復はあり得ません。


結局は,社会に貢献したい,お客様に満足してもらいたい,従業員と家族に
喜ばれたいという,経営者のリーダーシップの強さなんです。
リーダーシップとは,従業員が信頼を寄せて付いてくるからこそ発揮される
ものなのです。
独裁的で,ワンマンなのは,リーダーシップではありません。

CSR問題は,匿名の通報を受けて調査になるケースが多いのですが,
内部告発をされる会社というのは,社員が会社を信じていない証拠です。
社員にとっても不幸であり,辛いことです。

従業員と向き合って信頼関係を築いてこそ,お客様とも向き合えるのです。
お客様を裏切らない,愚直な経営こそ,今の日本に求められている
ような気がします。
金儲けに邁進する,突飛な経営は必要ありません。


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■ 今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
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●経営者のリーダーシップについて考える


少し前のメルマガ(第64号)で,「良いリーダーシップを発揮できる人とは?」
というお話をしました。
この号では,その続編で,経営者のリーダーシップについて考えてみます。

まず,経営者のリーダーシップは,
“社員にゴールを示し率先垂範でコミット達成に邁進する。”
必要があります。

経営者のリーダーシップで大切なことは,“ゴールを決めて示すこと。”
これは,経営者が「コミット」している。という姿です。

有名なのは,日産のカルロス・ゴーン氏です。
コミットメント経営という言葉が,一時,流行ったことは,記憶に新しい
と思います。

企業理念,企業ビジョンを描き,そこに近づくための,経営方針,経営目標を
ゴール(途中ゴール(中長期計画など))として立てたとします。
しかし,それらを社員に伝え達成に向け行動させなければ,ただの絵に描いた
餅です。

 余談ですが,今年のモーターショーには,日産のGTRが
 出品されましたが,4年の歳月をかけて開発されたようです。
 ポルシェよりも早い国産車を作ると目標を掲げ,見事達成した
 というのは,
 経営に夢を持ち,目標を立て,資源(人,物,金)を与え,従業員を
 その気にさせているからです。
 経営者として,良いリーダーシップの取りかたです。


私が,ISO9001の監査などで見てきた目標展開の中で,分かりやすい方法で,
経営方針,経営目標を社員に伝えている例を示します。
目標を全社に展開する方法の正解はありません。
自社にあったやり方をすればいいのです。

 ・社内掲示(ポスターなど)
 ・社内放送(定期,不定期)
 ・カード配布(ポケットサイズ,折りたたんでカードサイズなど)
 ・イントラ掲載(社長の思いを社内イントラ,社内ブログなどに掲載)
 ・職場巡回(従業員の目線にあわせる。大名行列はNG)
 ・全員メール(社長のことばで伝える)
 ・印刷物回覧(社内報など)
 ・朝礼,昼例,会議など


会社の目標設定をするということは,
経営者のリーダーシップの真価が問われる時なのです。

目標設定により,活動の組織・個人のベクトルを合わせることができれば
占めたものです。

すなわち,
従業員のベクトルが一致していることを,経営者は,日々の経営の中で,
肌で感じることができるかということです。

それには,下記が必要です。
 ・明確なゴールを従業員に示している。
 ・ゴール(向かうところ)が明確である。

実際のところ,明確なゴールを明示するのは勇気が必要です。
間違えたら,その会社は大変なことになるのですから。
でも,経営者なので,リーダーシップを発揮して,御旗を立てるのです。
それが,経営者・社員相互の信頼につながります。

次に,ゴールに向かってやる気にさせる,士気(モラール)を高める
マネジメントが必要であることは言うまでもありません。

このようにすることにより,
組織と個人のベクトルがあい, 社員のモティベーションも高くなり,
自律型社員を育成しやすい環境を生み出していくのです。

以上のように,
マネジメント側面から,不祥事を招かない筋肉質な体質を作っていくことが
必要だと切に感じます。

経営のインナーマッスルを鍛えましょう!


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■ 知ったかぶりネタ教えます 〜ご隠居さんのちょいといい話〜
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●経営者のコミットメントはトップとしての決意


経営者は,組織が仕事をする上での目的,すなわち,「経営方針,経営目標を
示して,マネジメントシステム(各種経営の仕組み)の構築及び実施,
その有効性を継続的に改善し,方針・目標を達成することをコミットメント
(強い約束)すること。」です。

コミットメントの相手は,ステークホルダー全体です。

お客様の方だけを向いていれば良いのではなく,
従業員も満足して働けるような,方針・目標でなければなりません。

さらに,方針・目標を立てることによって,株主にも利益還元できるよう
事業を進める必要があります。
第三者から見てガラス張りの経営,見える経営をすることが大切です。


ISO9001でも,経営者のコミットメントに関する項目があります。
先に述べた,品質方針・品質目標に関する項目もあります。

--- 経営者のコミットメント ( ISO9001 5.1項 抜粋) ---

品質マネジメントシステムの構築及び実施,並びにその有効性を継続的に
改善することに対するコミットメントの証拠を次の事項によって示すこと。
 b) 品質方針を設定する。
 c) 品質目標が設定されることを確実にする。

--- 品質方針 (ISO9001 5.3項 抜粋) ---

トップマネジメントは,品質方針について次の事項を確実にすること。
 a) 組織の目的に対して適切である。
 d) 組織全体に伝達され,理解される。

--- 品質目標 (ISO9001 5.4.1項 抜粋) ---

トップマネジメントは,組織内のそれぞれの部門及び階層で品質目標が設定
されていることを確実にすること。


規格要求事項というと,堅苦しく敬遠しがちですが,このように見ていくと,
品質マネジメントシステム(QMS)すなわち,ISO9001は,経営に役立つ規格
であるということが分かると思います。

何も,大上段に構えて,内部統制システムだ,コーポレートガバナンスだと
気負わなくても,ISO9001を使って,十分に不祥事が防げる経営の仕組みを
作ることは可能なのです。

ただ,ISO9001を使うトップマネジメントに,
その能力が備わっていないだけなのかも知れません…。


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■ 編集後記
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子供の秋休みを利用して,家族でシドニー旅行に行きました。

シドニーといえばオペラハウスが有名ですが,ブルーマウンテンズ(世界遺産)
も忘れてはならない観光名所です。

もちろん,オペラハウス見学もしたのですが,「ふう〜ん。」という感じで,
それほど, 感動はなかったのですね。

ブルーマウンテンズは,テレビで見た壮大な景色が目の前に広がり感動でした!
テレビで見た,スリーシスターズ(岩?)が,確かに3人並んでいるように
見えました。テレビで見た印象より,スリーシスターズが大きかったので,
びっくりでした。

ブルーマウンテンズは,ユーカリが一面に生い茂っていて,
光に反射した森が青い靄に包まれていて幻想的な感じでした。
ブルーマウンテンズの由来を満喫出来ました。

ブルーマウンテンズは,365日中200日は天気が悪くて,青い靄をみることが
出来ないというガイドの話で,5回訪れて,初めてブルーマウンテンズの全景を
見ることが出来た人もいる位だということです。

私たち家族は本当にラッキ〜でした!
(^o^)日頃の行いが良いから!?

今回の旅行の一番のお土産は,この景色だな〜。とつくづく思いました。
吸い込まれるように凄い森です!

ユーカリは,鼻を通す成分があるようで,森に入ると,鼻がスースーして,
下の息子は,鼻水をたらしていました。(^^;

シドニーの夜景(世界5大夜景のひとつ)もとても素敵でした。
ちょっと地味ですが,ビルの電気が湾に写っている姿は落ち着いた夜景です。
夜景のために,オフィスは夜電気をつけておかないといけないようです。
(所変わればで,面白いですね。でも,環境から見るとどうなのかと…。)

船の電飾もきれいで,船が行き来しているの景色をじーっと見ていると,
ずっと見ていても飽きない綺麗さがありました。
世界5大夜景ですからね〜。

また,オーストラリア人は,大雑把(おおらか?)な人が多っかったことにも
びっくりしましたが,アジア系の人が多いことに,さらにびっくりでした。
移民国家といえども,ここまでアジア人がいるとは!
小さな横浜中華街みたいな所もあり,シドニーなのに中華を満喫しました。

あとは,息子たちが喜んでいたのは水族館と動物園ですね。
ハーバーの近くにあって,コンパクトながら上手に展示してありました。
南半球ならではの動物や魚も多く展示してあり,私も楽しかったです。

シドニーでは,コアラは抱っこできません(州によって法律が違うため)が,
近くで写真は撮れました。

旅行会社の人の話では,移動の足は,タクシーがお勧めとのことでしたが,
私は,モノレールが一番便利でした。乗降も簡単でしたよ。
毎日,フリーパスを買って乗っていました。

楽しいことはすぐ終わってしまうものです…。
あ〜。また,せっせと働かなければ…。

おあとがよろしいようで。。。


デデン!


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