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● やさしく学ぶマネジメント 〜 利益向上のヒント満載 〜

 ( ^o^)y リスクマネジメントをQMSに取り込んでみる


───────────────────── 2007年09月30日 [第068号] ─

 [本日の読者様] 458名(mag2:394/melma:32/melten:32)
 [ホームページ] http://future-maps.com

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 [目次]

 ・そこに全体的な整合性があるか
 ・リスクマネジメントをQMSに取り込んでみる

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 [今週のコーナー]

 ・読者の皆様 〜ちょっと素敵なお便り〜
 ・今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜

 [お休みのコーナー]


 ・与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ
 ・今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
 ・八っつあん熊さんにも分かる 基本のき 〜ISOのお噺(はなし)〜
 ・知ったかぶりネタ教えます 〜ご隠居さんのちょいといい話〜


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■ イントロだぁ〜くしょん!
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チキチャンリンチャンリン。ドドン!

え〜。毎度お運び頂きましてありがとうございます。

やっと,本当に涼しくなってきて,うっかり薄着をしていて,風邪モードに
なってしまいました。
(−−;急に寒くなりすぎ…。涼しいを通り越しているし…。

皆様は,体調は大丈夫でしょうか?

今回は,前回のメルマガの感想を戴いたお便り紹介と,
ISO9001において,うまく運営されていない企業が多い,予防処置について
ひとつの意見をお話します。

それでは,元気にいってみましょ〜!


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■ 読者の皆様 〜ちょっと素敵なお便り〜
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●そこに全体的な整合性があるか


前回のメルマガで,「購買製品の検証の考え方」についてお話しました。
これに関連して,たかちゃんさんからメールを戴きました。
いつも,ご意見ありがとうございます。

----- ここから -----

会社で何かのシステムを作る時や、お客様と営業の折衝をする時に、常日頃、
一番私が注意している点は「そこに全体的な整合性があるか」ということです。

どうやら人は放っておくと、何かの場面に出くわすと詳細な部分の積み上げに
よって全体のシステムを設定しようとする傾向があるようです。

本当は詳細な部分の設定をしながら、全体が出来上がった時の想像を働かせる
という作業が出来ればいいのですがこの作業が難しいという人もいるようです。

この作業が難しいという人には「詳細な部分の設定がある程度完了したら、
いったい自分はどんなシステムを作ろうとしていたのか再考してみたらいいん
じゃないの?」とアドバイスする時があります。

だいたい、詳細な部分とシステム全体との間に整合性が取れていなくて、
どうもうまくいかない時は、最初にどういう目的でそのシステムを作ろうと
していたのか分からなくなっている場合が多いのではないのでしょうか。

「そのシステムは何のために作るのか?」という重要な問いが最初からないと
いうのは論外ですが、途中から詳細な部分にとらわれて全体の整合性を忘れて
しまう、というのは会社でもよく見聞きする現象です。

この現象は、どうやら人間の一般的な傾向と言ってもいいのかもしれません。

----- ここまで -----


ご意見ありがとうございます。

「詳細な部分の積み上げによって全体のシステムを設定する」というのは,
方法としてイージーだからかも知れませんね。

積み上げたものを再度遠目で眺めてみて,ゆがみを矯正すれば,マネジメント
システムとしても良いものが出来るのだと思います。
その遠目で見て全体を矯正するリーダーがいない(仕切れない)という場合も
多いのではないでしょうか?

規定(手順)を作成する際,理想と現実のギャップアナリシスをして,単に
ギャップを埋めるための手順をあてがっても,マネジメントシステムとしては
バランス感覚を取れないと思います。

寄って集って作ったマネジメントシステムは,規定(手順)にも,作成者個人
の人格・性格などが出ていて,システム全体で見た場合のバランスが悪いのも
ありがちなことです。

やはり,全体の整合性を常に見ることができるリーダーが必要なのではないで
しょうか?

そのようなリーダーが不在の場合は,トップマネジメントがそのような人材を
育成する責務があると考えます。


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■ 今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
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●リスクマネジメントをQMSに取り込んでみる


ISO9001認証取得企業を見ていると,どうも予防処置が“絵に描いた餅”に
なっている企業が多い気がします。

また,最近ではすっかりおなじみになりましたCSRですが,この中で良く出て
くる用語“リスク”と“危機”を混同して使用する人も少なくない様です。

ここで,用語を再確認してみましょう。

 リスク;
  これから起こるかもしれない危険,損失

 リスクマネジメント;
  起こり得るリスクに対して,その発生する確率や被害の規模を想定し,
  可能な限り未然に対処マネジメント。

  例えば…。

  ・プロジェクト管理では,進捗段階にて予想されるリスクを回避,保有
   などして,クリティカルパスで最良の方法で進めていくなど。

  ・事業継承において,金銭的なリスク,次期社長不在のリスクなどを
   想定し,リスクヘッジの方法や取引銀行の複数化,役員候補の教育
   などを早期段階から進めるなど。

  ・地震,火災などで供給会社(ベンダー)でに影響があった際にも
   自社の業務は通常に進められるよう,複数ベンダーを保有するなど。

 危機(クライシス);
  外部からの影響によって起こる事故や事件

 危機管理(クライシスマネジメント);
  危機などが発生する確率や規模が予測できない危機に対応する
  マネジメント。

  例えば…。

  ・地震,火災などにより,工場のラインが止まった際,いかに素早く
   定常状態に戻すための体制整備など。


このように,リスクマネジメントと危機管理(クライシスマネジメント)は,
異なっているのです。

ここで,ISO9001の予防処置に話を戻しますと,
これから起こるかもしれない危険,損失をマネジメントするということです
ので,この辺りを“予防処置”と位置づけて活動すると,活きた活動になり
ISO9001から見ても分かりやすいと思います。

ISO9001では,プロセスを明確にしなさい,その相関関係を明確にしなさいと
要求しています。

ほとんどの企業では,お客様に製品やサービス(ソリューション)を提供して
いると思います。
提供する際には,むやみやたらにお客様にプッシュするのではなく,その製品
やサービスを提供しても,きちんと企業に利益が出るように考えないとなりま
せん。そうでないと会社はやっていけません。

リスクマネジメントの視点から見ると,下記のような段階が考えられます。
 ・商品企画をする段階
 ・お客様に提案する段階
 ・見積もりをする段階
 ・契約をする段階
 ・お客様仕様/自分たちの商品企画の実現化のためにインプットする段階
 ・お客様仕様/自分たちの商品企画の実現化の具体作業の段階
 ・アウトプットされた製品/サービスをリリースする段階

このような段階で,その細分化されたタスクの中にどれだけのリスクを保有
しており,それは努力すれば回避や縮小することが可能なのか,不可能なのか,
不可能ならそれは転換するのか(保険をかけるなど),保有してリスクがこれ
以上広がらないように抑える管理をするのかなど,様々なことが考えられます。

このように考え管理することが,ISO9001でいう予防処置としても良いと考え
ます。そうすれば,「うちには,まだ予防処置の事例はありません。」という
とぼけたことにならないと思います。

ISO9001だけに閉じこもって杓子定規に考えないで柔軟な発想が必要です。


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■ 編集後記
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メーリングシストは,子育て(Child Care)について,徐々に投稿などして
います。現在3つの投稿があります。

他も進めたいと思っていますが,張り切って作ったものの結構大変だという
ことに気が付きました。(−−#遅いって!

そこで,CSRとMSを合わせようかと考えています。
登録された方は,こちらで修正しますので,そのままで大丈夫です。


あと,私事ですが,首の軽い椎間板ヘルニアがあるようでして,ここ1ヶ月
あまり,左の親指と人差し指がしびれてあまり感覚がありません。
動き,向きによっては左腕全体がしびれるので,困ったさんです。

MRIを撮ったら,ちょこ〜っとですが,椎間板が出っぱっていて,それが,
ちゃんと,親指,人差し指を司る部分の神経にあたってるんですよね。
人間て凄い!ちょこ〜っとでも神経に響くんだ。
フィルムを見ながら変に関心しました。アホか…。

整形外科に通っているのですが,理学療法なので,首の牽引,暖め,飲み薬
くらいで,即効性がないため,キーボードを打つにもかなり不自由です。

私は,左マウスなので,更に不便…。(^^;
お料理も,包丁が危ないです。おっとっと,困ったものです…。

医者は,首に負担をかけないようなるべく横になって,重いものは持たない
ようにと言われますが,お仕事をしているので無理ですよね〜。

端から見るとなんでもないので,単なる怠け者モード!?
これ以上悪化しないように,正しい姿勢と首の筋肉を鍛える?ことが必須。

おあとがよろしいようで。。。


デデン! 


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■ やさしく学ぶマネジメント 〜利益向上のヒント満載〜
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