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● やさしく学ぶマネジメント 〜 利益向上のヒント満載 〜

 ( ^o^)y サーバントリーダーシップという考え方


───────────────────── 2006年02月13日 [第045号] ─

 [本日の読者様] 483名(mag2:418/melten:36/melma:29)
 [ホームページ] http://future-maps.com

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 [目次]

 ・サーバントリーダーシップという考え方
 ・石田梅岩とCSとCSR
 ・二宮金次郎は優秀なファンドマネージャー

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 [今週のコーナー]

 ・今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
 ・知ったかぶりネタ教えます 〜ご隠居さんのちょいといい話〜
 ・与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ

 [お休みのコーナー]

 ・読者の皆様 〜ちょっと素敵なお便り〜
 ・今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
 ・八っつあん熊さんにも分かる 基本のき 〜ISOのお噺(はなし)〜


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■ イントロだぁ〜くしょん!
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チキチャンリンチャンリン。ドドン!

え〜。毎度お運び頂きましてありがとうございます。

仕事の質改善コンサルタントの大日向礼子です。

先日,息子の幼稚園で「成功する子育てはまず考える育児から」という講演を
聴きました。講師はミネルヴァ心理研究所の森本邦子先生です。
(もと小学校の先生だったそうです)

子供には短所,長所があり(表裏一体),長所に目を向け伸ばしてやること。
そのためにお母さんはどう行動するか,どのような気持ちで子供と接するか,
という話でした。

情緒が安定している子供は物覚えが良いということで,知能と情緒の発達が
バランス良く育っているこの特徴などを軽快なお話でいろいろな側面から伺い
ました。

また,自分の子供の問題点と向き合ってみようという,
聴けば聴くほど,部下の育成と,子供の育成は同じであると確信できます。
そんな中でも,支えるという精神が大事なのです。

そんな話で,今回も「仕事の質改善」のヒント分け合います。

それでは,元気にいってみましょ〜!


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■ 今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
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●サーバントリーダーシップという考え方


少し前になりますが1月26日リスクマネジメント協会から案内のあった講演会
に参加しました。
講演タイトルは,『サーバントリーダーシップと企業の社会的責任』です。

「日本を代表する企業の役員および役員経験者が,経営者の視点から見たリス
クマネジメントを語るセミナー」という宣伝文句に引かれて申し込みました。
お話してくださった方は,池田守男 氏(資生堂会長)です。

サーバントリーダーシップという言葉を初めて聞きました。
自分にとって,とても新鮮な考え方でしたので講演会に参加して得しました。

サーバントを普通に考えると,召し使い,使用人,従僕です。
リーダーシップとどうつながるのか話を聞くまでピンときましでしたが,
「奉仕の精神のリーダーシップ」というので全て腑に落ちました。

池田氏自体が,クリスチャン経営者として知られている方であるため,
サーバントリーダーシップという概念にすっと入れるのだと思います。

更に,お話の中で,逆ピラミッドがあったので,サーバントとCS(顧客満足)
がすっと結びつきました。
CS経営というと新鮮さがないけれど,サーバントリーダーシップというと,
何か新しさがあります。(考え方は同じだと思いますよ。)

リーダーというと自分が中心にって引っ張っていく人と思いがちですが,
サーバントというと,部下が活き活きと働くための下支えをしてあげると
いうスタイルのリーダーということになります。

組織は,逆ピラミッド型組織であり,もちろん一番上はお客様,その下に
店頭の販売員がいて,支社,営業本部,本社とあり,一番下の三角に執行
役員社長が位置しているというモデルです。
(ここで注です。読者の方に誤解なきように…。本当に逆ピラミッド型組織と
考えると間違いで,そういう気持ちで組織を考え経営しているということです)

よく,顧客満足(CS)の本で,逆さまのピラミッドということは言われて
いますが,実際に実践できている資生堂は凄いです。
それも,社長(当時)自らの考えで,サーバントを社内に提唱・定着させた
からだと思います。

私は,品質保証部門に所属していますので,QAという仕事はまさにサーバント
じゃなければいけないわけです。
自分の仕事で,他部門(設計部門,営業部門)などの仕事がやりやすくなって
いるとか,品質問題が減ったとなれば,QAの支援業務は本領を発揮できている
と考えられると思いました。

また,信頼こそ経営の原点とのお話で,石田梅岩の「商いの心」が紹介され
ました。「先が立ち我も立つ」という教えです。

分かりやすく言うと,お客様が喜べば,自分たちも喜ぶといことです。
すなわち,お客様やお取引先が満足すれば自らもいい結果が得られることを
説いた「石田心学」です。

余談ですが,石田梅岩さんは,江戸時代中期の人です。
そんな時代から既に顧客満足の考え方があったのですね〜。
CS(顧客満足)は,古くて新しい考え方です。


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■ 知ったかぶりネタ教えます 〜ご隠居さんのちょいといい話〜
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●石田梅岩とCSとCSR


今日のちょいネタで登場した,石田梅岩って一体どんな人?と思われた方も
いらっしゃると思います。
そこで今回は,石田梅岩についてちょっといい話をしていきます。

梅岩は江戸時代中期の貞享2(1685)年,現在の亀岡市の農家に生まれました。

「士農工商」の封建社会にあって,広く庶民に「あきない」の基本を説き,
京都商道の開祖ともいわれているのが石田梅岩です。

梅岩は11歳の頃から京都の呉服屋へ奉公に出されます。

仕事のかたわらで「自分とは何か」「人間はいかに生きるべきか」などを真剣
に考えるようになったそうで,仕事のかたわら,朝晩勉学にいそしみ,ついに
京都車屋町御池上の借家に念願の講座を開きました。

そのとき梅岩は,45歳だったといいます。

梅岩の教えは「石門心学」と呼ばれています。
今でも心学者として知られています。

梅岩は,儒教や仏教,日本古来の神道の思想を取り入れました。
江戸時代は,憎むべきものとされていた商人の営利活動を積極的に認め,勤勉
と倹約を奨励しましたそうです。

江戸時代の階級制度で「士農工商」という並びから考えても,商人は蔑まれて
いたということが分かります。
それを恥ずかしいものとするのではなく,商人から学ぶというのがさすがです。

商人が下記の4つの心を備えれば,お客様の「信(信用・信頼)」となって商売は
ますます繁盛するのだと説きました。

 ・仁(他人を思いやる心)
 ・義(人としての正しい心)
 ・礼(相手を敬う心)
 ・智(知恵を商品に生かす心)

石田梅岩は,CS(顧客満足)を語るときに結構引用されています。
最近では,企業の不祥事がたくさんあり,企業の社会的責任(CSR)が問われて
います。CSRで欧米の考えを追いかけるよりも,まず,日本で確立した「心学」
を学ぶときっと何かつかめます。

こんな本も出ていますよ! PHP新書で735円で安いです。
これ位なら自己投資も簡単ですね〜。(^^;ゞ

企業倫理とは何か 石田梅岩に学ぶCSRの精神

http://www.bk1.co.jp/product/2546445/p-hina56226


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■ 与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ
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●二宮金次郎は優秀なファンドマネージャー


ゼロ成長の富国論という2005年4月に出版された書籍を紹介します。
知り合いに勧められて読みましたが,これが結構面白く一気に読めました。

「低成長下でもひとりひとりが豊かになる方法はある。道路公団改革で辣腕を
ふるった著者が,江戸末期100年のゼロ成長期に活躍した,二宮金次郎の手法
から考える。」

これがこの本の出版時の書評です。
なんか,二宮金次郎のイメージとは違いませんか?

二宮金次郎といえば,私が小学校のとき,校門のところに薪を背負って本を
読みながら歩いている石像がありました。
貧しいけれど勤勉で偉い少年…。これが二宮金次郎のイメージでした。
逆にそれ以上も知りませんでしたが…。

しかし,この本を読むと二宮金次郎という人物を誤解していたことが分かり
ます。本当の二宮金次郎は,お金をどうやって節約して稼ぐかに長けた人で,
財政赤字を抱えている幕府の建て直しをした人なのです。
今の言葉で言えば,優秀なファンドマネージャーということでしょう。

ちょっとびっくりです。
さらに筋肉隆々のがっしりした人だったらしいです。ますますイメージと…。

http://book.future-maps.com/management.htm


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■ 編集後記
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先週は,すごくあわただしい週でした。
幼稚園の講演会,小学校の授業参観,PMセミナースタッフ,JRCA公開講演会と
バタバタしていました。

でも,個人的にはいろいろな事を学べて良い一週間だったな。とも思います。

授業参観は学べないでしょう〜。と突っ込みを入れている方。
それ間違いです。だって,社会の授業で,千葉県の産業について班毎に発表と
いう授業で,子供たちもいろいろ工夫をして発表の模造紙を作っていてとても
勉強になっちゃたんですから。

市川のなしは日本第一位(すごい),牛乳は第三位(以外),花の出荷とか,
水産業や鋼業でも,日本の産業にとっても貢献していたんですね。

千葉ってやっぱりいいところですよ!


おあとがよろしいようで。。。


デデン!


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■ やさしく学ぶマネジメント 〜利益向上のヒント満載〜
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[編集・発行] フューチャーマップス http://future-maps.com

[発行責任者] 大日向礼子(仕事の質改善コンサルタント)

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