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● やさしく学ぶマネジメント 〜 利益向上のヒント満載 〜

 ( ^o^)y 何のための教育計画なの?HRMを考えようよ。


───────────────────── 2005年12月15日 [第042号] ─

 [本日の読者様] 490名(mag2:425/melten:35/melma:30)
 [ホームページ] http://future-maps.com

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 [目次]

 ・何のための教育計画なの?HRMを考えようよ。
 ・いまさら聞けない「文書と記録の違い」

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 [今週のコーナー]

 ・今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
 ・読者の皆様 〜ちょっと素敵なお便り〜
 ・与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ

 [お休みのコーナー]

 ・今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
 ・八っつあん熊さんにも分かる 基本のき 〜ISOのお噺(はなし)〜
 ・知ったかぶりネタ教えます 〜ご隠居さんのちょいといい話〜


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■ イントロだぁ〜くしょん!
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チキチャンリンチャンリン。ドドン!

え〜。毎度お運び頂きましてありがとうございます。

仕事の質改善コンサルタントの大日向礼子です。

仕事の質,仕事の質と,あちこちで言っていますが,その質を作り維持して
向上させるのは,やっぱり「人」なんですよね。

人間は,本当にいろいろな人がいます。
人によって,接し方(話し方,ほめ方,叱り方など)を変えないとうまく行き
ませんし,育成の仕方も様々です。

今日はそんな観点から,教育計画と,ヒューマン・リソース・マネジメントに
着目していきます。

そんな話で,今回も「仕事の質改善」のヒント分け合います。

それでは,元気にいってみましょ〜!


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■ 今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
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●何のための教育計画なの?HRMを考えようよ。


ISO 9001:2000「6.2 人的資源」の要求事項について皆様の会社はどのように
取り組んでいますか?

今回のちょっと泥臭いお話では,「人的資源」についてマネジメントの方は,
もっと真剣に考えた方がいいよ!というお話です。

「6.2 人的資源」では,
要員に必要な力量を明確にし,必要な力量がもてるように教育・訓練をする
ことが要求されています。

ある企業の第三者審査にて,人的資源について教育計画とか育成計画があるか
の質問を受けた部門の回答について,ハテナ?という回答を取り上げます。

その部門は,設計部門です。
当然力量といえば設計の力量であり,設計者のレベルに合わせ,マネジメント
は,プロジェクトリーダーを任せたり,ハード具体設計の責任者として指名し
たりしている訳です。

その人たちの力量を示すもので,かつ,視覚的に第三者審査員に示せるものは,
人事制度に使う一般的なコンピテンシーしかありませんでした。

しかし実際は,当然のことながら,各種設計をするにあたり,マネジメントの
方は,誰に何を任せるのか判断しているのです。
その判断は,人事制度で使われるコンピテンシー一覧ではないことは,どんな
業態であれ感覚的に分かりますよね。

実際は,マネジメント層の頭の中にデータベースのようなものがあり,この人
に何をさせるかが大体イメージされているのです。
でも,実際,頭の中を文書にしたり図表にするのは難しいですよね…。

この職場で,当年度の教育を聞かれた時の外向き回答は,TOEICアップであり,
年間計画表も作成して,いわゆる文書化(よそゆき?)されていました。

第三者審査員は,何でTOEICなの?と聞くと,これから設計者もグローバルに
活躍していかないとならず,英語が出来ることは必須となりつつある。という
返答で逃げ切り?ました。

設計技術は,既存の設計技術で出来るので新規に教育するものはない。という
のが決め台詞でしたが,それで納得してしまう,第三者審査員も審査員です…。

確かに,教育計画として何かしら作成していれば,第三者的には職場がこれで
大丈夫と言っているものを,深堀するのは難しいでしょう。


では,なんで各社,意味もない?教育計画を立てるのでしょう…。
もっと,計画の持つ意味を深く考えて欲しいですね。

ヒューマン・リソース・マネジメント(人的資源管理;HRM)では,人的資源
を,いかに会社にとって役立たせるかが勝負です。
内部監査,外部監査で聞かれるから,意味もないけれど計画だけは作っとこ。
では駄目です。

計画をするということは,未来をイメージして,こうなっていたいというもの
を描くものです。ということは,そこに達成すべき「目標」があるのです。

従業員の能力は動機づけに左右されます。
仕事が出来る出来ないは紙一重であり,マネジメント力に左右されるのです。

そのために,従業員の人的資源を有効に活用できるような,教育計画を立てる
べきなのです。従業員の能力を発揮するための,ロードマップが教育計画書で
あり,今後,その人をどう育てていきたいかも考えた育成プランと考えてよい
と思います。

一般的に,HRMは会社規模での配置と育成ですが,各職場だって,各人をどう
育てたいかがあるはずです。皆が戦力になれば素晴らしい組織です。
「ヒューマン・リソース・マネジメント」のために,自分の職場の教育計画
から見直してみませんか?


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■ 読者の皆様 〜ちょっと素敵なお便り〜
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●いまさら聞けない「文書と記録の違い」


匿名希望「ISO事務局一年生」さんメールありがとうございます。

掲載許可を得て皆様に展開しています。
一部不特定多数に展開するにあたり(許可の上)文面を変えています。


----- ここから -----

こんにちは。
いつも楽しくメルマガを拝見していますISO事務局一年生と申します。

いま,社内の手順のたな卸しをしています。

今回メールを致しましたのは,事務局になったにもかかわらず,文書と記録の
違いについて,社員にうまく説明できないのは,まずいと思ったからです。
今さら,誰に聞いていいかも困ってしまい思いきってメールをしてみました。

ISOでは,文書化要求と記録に残す要求があります。
その違いを簡単に社員に説明したいのですが,うまく整理ができません。
文書と記録の違いを分かりやすく説明するアドバイスをお願いします。

文末になりますが,これからも頑張ってください。

----- ここまで -----


ISO事務局一年生さん,ありがとうございます。

この質問は,みんな意外と知ってるふりして,じゃあ何?と聞かれると,
さっと返答できない内容かも知れませんね。

では,以下に列挙しますので読んでみて下さいね。
どんなものがあるかの一例は,挙げると際限なくありますし,業種によっても
様々です。自分でどんなものが文書・記録になりえるか,社内を見回してみる
と良いと思います。

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◇文書(Documents)

  品質マネジメントシステム(の活動)に必要なもの。
  必要に応じ見直して再承認する必要のあるもの。

  ○どんなものがあるか?(一例)
    ・標準類 … トップマニュアル,二次規定,部門内規,工程標準など
    ・計画書 … 事業計画書,業務計画書,設計/開発計画書,
          販売/販促計画書,教育計画書,内部監査計画書,
          生産計画書,設備投資計画書など
    ・提案書 … ○○構築提案書,○○サービス提案書など
    ・仕様書 
    ・見積書 など

  ○エビデンスとしての意味付け
    改訂できる
    何をなすべきか(現在と将来)

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◇記録(Records)

  要求事項への適合の証拠を示すもの。
  QMSの効果的運用の証拠を示すもの。

   “証拠”とは,活動が実行された事,出来事が起こったことを示すもの
   製品の状況(合格か不合格か)についての情報を提供するためにも使用
   する

   ※ 記録は必要に応じ見直して再承認する行為はない。
   ※ 要求事項には,規格要求,関連法規,顧客要求,その他自分達で
     必要と決めた要求事項(自主SPECなど) 

  ○どんなものがあるか?(一例)
    受注伝票,注文書,契約書,教育記録,マネジメントレビュー議事録
    是正記録,内部監査報告書 など
    (ISOで記録を要求している部分全てと,自分たちで記録にした方が
     良いと判断したもの)

  ○エビデンスとしての意味付け
    改訂できない
    何がなされたか(過去の処置)


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■ 与太郎さんのおまけ
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●「第2回まぐまぐBookアワード」にエントリー!

メルマガバックナンバー公開は,読者限定サービスにしていますが,
「第2回まぐまぐBookアワード」にエントリーしたので,一時的にパスワードを
web上で公開しています。

読者投票期間は,12月7日〜12月21日です。
下記のページから投票をお願いしま〜す。(^o^)/

http://books.mag2.com/dynamic/m/0000118792/index.html

メルマガのバックナンバーは,下記に全て掲載されています。ここ読んでね!
バックナンバーは読者限定サービスなのですが,「第2回まぐまぐBookアワード」
の期間中は,一時的にWeb上にもパスワードを公開しています。

http://future-maps.com/melmaga-pw.htm


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PDFでサンプルをご覧戴けます。

http://future-maps.com/iso9000s.htm#sample-1

お気に召しましたら是非使ってみてください。

メルマガ読者様限定で,無料ダウンロードにてご提供させて戴きます。
http://future-maps.com/iso9000s/temp.htm
(12/31まで PW:******(メルマガに掲載))


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■ 与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ
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●週1分で経済力ぶっちぎり!どんとこい経済用語辞典!


以前,私のメルマガで紹介した
「週1分で経済力ぶっちぎり!どんとこい経済用語辞典!」
が,「まぐまぐメルマガ大賞2005」の【ニュース・情報源 部門】で
ノミネートされました。読者の方々の投票で選考されますので,
「投票してもいいよー」という方は,応援してあげてください!

→ http://www.mag2.com/events/mag2year/2005/

マガジン名:週1分で経済力ぶっちぎり!どんとこい経済用語辞典!
マガジンID:0000141259
推薦理由は「経済の勉強になるから」等自由にお書きくださいね。


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■ 編集後記
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ラプスとスリップだよ…。

ヒューマンエラーを語るときの用語でラプスとスリップという言葉があるん
ですね。その言葉をうっかり言い間違えて,あ〜恥ずかしい…。

恥ずかしい様子はこちら。
http://ohinasama.cocolog-nifty.com/hina/2005/12/post_9f5b.html

おあとがよろしいようで。。。


デデン!


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[発行責任者] 大日向礼子(仕事の質改善コンサルタント)

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