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● やさしく学ぶマネジメント 〜 利益向上のヒント満載 〜

 ( ^o^)y 自分リスクマネジメントで自分を守ろう


───────────────────── 2005年09月29日 [第037号] ─

 [本日の読者様] 518名(mag2:448/melten:36/melma:34)
 [ホームページ] http://future-maps.com

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 [目次]

 ・自分リスクマネジメントで自分を守ろう
 ・目下の興味は「超ISO」と「統合マネジメント」
 ・中小企業の内部監査員の方へお手紙

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 [今週のコーナー]

 ・今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
 ・今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
 ・与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ

 [お休みのコーナー]

 ・読者の皆様 〜ちょっと素敵なお便り〜
 ・八っつあん熊さんにも分かる 基本のき 〜ISOのお噺(はなし)〜
 ・知ったかぶりネタ教えます 〜ご隠居さんのちょいといい話〜


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■ イントロだぁ〜くしょん!
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チキチャンリンチャンリン。ドドン!

え〜。毎度お運び頂きましてありがとうございます。

仕事の質改善コンサルタントの大日向礼子です。


いろいろなビジネス誌や,スキル本などを読んでいますと,
「ハイパフォーマー」,「ローパフォーマー」という単語を見かけます。

人からの評価を強く意識する日本人なので,知らないところで,
「ローパフォーマー」呼ばわりされていたら,ぜぇ〜ったい嫌ですよね。

「仕事の質改善」で,効率良く「ハイパフォーマー」になりたいものです。


今回も「仕事の質改善」のヒント分け合いましょう。

それでは,元気にいってみましょ〜!


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■ 今日の現場 〜現場のちょっと泥臭いお話〜
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●自分リスクマネジメントで自分を守ろう


私,最近,リスクマネジメントにとても興味を持っています。
品質マネジメントリスク,ITリスクなど,勉強会・研究会に参加したりして,
結構,興味津々です。

いつもは,コミュニケーションと品質マネジメントが中心のメルマガなので,
今回は,少し違ったマネジメントネタをお伝えします。

数週間前になりますが,
カネボウ旧経営陣による粉飾決算事件で公認会計士が逮捕されて,びっくり
された方も多いと思います。

公認会計士4人がカネボウの粉飾に加担した動機がまた不純なのですが,
嘘を嘘で隠す行為がバレた!?ということでしょうか…。日経新聞によると,
「不正の発覚を怖れた自己保身である」ということらしいですが…。

粉飾決算の方法を会計士が指南しており,元副社長とあうんの呼吸でやって
いたようですね。経営陣なにやってんじゃーい!!(−−#
なんか,日本の会社おかしくなってるんじゃないのかな…。


以前は,リスクというと,事件報道のたびにCSRに取り組み始めている企業の
話題が目立ちました。いわゆる,企業の社会的責任ですね。

企業は当然,私利私欲ではなく公共のものと扱われ,社会に対し,どう責任を
持つのか,当然,事業を営み製品・サービス提供し,収益をあげ社会に役立つ
企業となり納税することはもちろんですが,
それ以外にも,環境問題,コーポレートガバナンス,情報公開,雇用平等など
会社が担う責任は多くあります。


今回の事件は,これら,コーポレートガバナンス,情報公開の面からみても,
企業の社会的責任を果たしていないことは明白ですが,責任が経営陣だけでな
く,個人にまで及んでいることが注目です。

粉飾決算の方法を教えて癒着していても,まさか,逮捕されるとは思っていな
かったでしょうね。そこに,自分自身でリスクをマネジメントする能力のなさ
があったと思います。というより考え方の甘さですかね。


この事件をニュースや新聞で見ていたら,
「自分リスクマネジメント(*)」を少し考えてみたくなりました。

  * 自分リスクマネジメントとは,私がつけたネーミングです。
    個人でリスクマネジメントを考えないといけません。
    いざとなったら,会社も守ってくれません。


中央青山監査法人の公認会計士が,
「自分リスクマネジメント」について無頓着だったのか,
片棒担がないといけない状況に追い詰められたのかは分かりませんが,
企業と監査法人で癒着していては,監査制度の意味がないことは,素人でも
分かります。

企業の不正事件は,最終的に個人が逮捕されることがほとんどですが,
皆,逮捕されると思ってやっているのではなく,会社のためにやった…。
などと言い訳?をすることが多いような気がします。


司法社会になっている日本なのに,未だに意識が化石状態のビジネスマンたち
が多いことにも驚きます。会社と心中する世の中でもないのに…。

馴れ合い,慣習,みんなやっているから…。
などと言い訳をしながら,違法行為を繰り返しています。

バレたらどうするとか,あまり考えないんでしょうか?
なんせ,意識がズレてる化石の人々なんですから…。


また,悲劇なのは,自分は違法行為をしている意識がないまま,会社のために
という,変な愛社精神から不正に足を突っ込んでいる人もいます。

「会社のため」って,何なのでしょうか?
「自分はどうなるの?」「家族はどうなるの?」…。

結局は,赤字を隠せば,経営に失敗したことが隠せるとか,
大型案件を受注すれば,優秀なビジネスマンであることがアピール出来て,
出世ができるとか…。

「会社のため」と言いつつも個人のエゴイズムでないかと思ったりします。


不正事件を起こした人は,裏社会の方々と違って,出所したら幹部に昇進
が待っているとか,そんなことはないですよね。
当たり前だけど…。

昔の日本では出所したら偉くなるとか,堅気の世界でもあったようですが…。


いろいろな不正事件を目にしていると,

ビジネスマンと言えども,いつ何時,不正事件に巻き込まれるか分かりません。
自分が思ってもいないことからも,いつの間にか,罪を負うはめになることも
十分ありえます。

「リスクマネジメント」は企業だけのものではなく,個人でも考えて自分なり
の危機管理をきちんとしておくことは,これからの司法社会でビジネスマンと
して必要な心得かなぁ〜と感じているこの頃です。

そのためには,基本的な法律知識は,法務ならずとも必要では…。


頭いたっ…。しんみり…。(秋)


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■ 今日のちょいネタ 〜身近で見つけたちょっと気になるマネジメント〜
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●目下の興味は「超ISO」と「統合マネジメント」


あるISO関連の方と,メールでお話をする機会がありました。

その方の,目下の興味は、「超ISO」と「統合マネジメント」ということです。
ISO9001に携わる人は,大なり小なり気になる話題ですよね。

そこで,今回のちょいネタは,気になる話題の呼び水として,
まずは,「統合マネジメント」についてお話してみたいと思います。

私の持論は,過去のメルマガ(第034号)でも書きましたが,
「統合マネジメントシステム」は,「融合マネジメントシステム」にならない
とうまく回らないということです。

これは,企業の現場が意識することなく統合されている仕組みに持っていかな
いと,運用・維持が辛くて,息切れしてしまい続かないということです。


企業で取得対象として最もポピュラーなのが,QMS,EMS,ISMSであり,現に,
3つとも取得している企業もあると思います。
  マネジメントシステム版「三種の神器」ですね。(^^;

これらを,別々な組織・手順・審査登録機関で行なおうとすると非常に非効率
です。そこで考えるのが,統合マネジメントシステムの可能性です。


統合(融合)マネジメントシステムの企業サイドのアプローチのヒントは,
[第034号]で述べましたので,ここでは,
審査登録機関は,統合マネジメントシステムの考え方を,世の中に浸透させる
役割を担うにあたり,どういう意識が必要かコメントします。

ある審査登録機関では,複合審査といいつつ,QMS審査,EMS審査はくっきりと
分かれているプログラムです。

本来,統合マネジメントシステムを構築した企業には,融合審査(プログラム
を分けずに被審査部門に意識させない審査)が理想だと考えています。

審査プログラムは,「今はQMSを見ている。次はEMSを見ている。」ではなく,
審査員が質問するなかで,ISO 9001,ISO 14001の要求のどこを見ているかを,
審査員自身の頭の中でマッピングして,被審査部門に意識させないで審査が
進行するのが理想です。

そうすれば,企業側も,各種マネジメントシステムの要求を取り込んで,
マニュアル化した業務を,今はQMS関連をやっている。今はEMS…,ISMS…。
などと意識せずに済みます。

要は,いちいち現場に規格を意識させないことです。


このように考えると,
審査員は,複数のマネジメントシステムを一緒に審査できるスキルを身に
付けることは,スペシャル審査員として不可欠です。

また,審査員は,実践経験の現場力も必要です。
これは,いろいろな側面から事象を眺めることが出来るかということです。

環境の側面を考えてみますと,Aという部品が良いというのは分かっても,
品質やコスト(QMSやパフォーマンス)を考えると別な選択肢があります。
「EMSだけ考えるとA部品がいいけど,QMS・コストを考えるとB部品だね。
B部品にしても,EMS的には問題ないね。」
という考えが出来るかということです。

具体的に監査員自身で分からなくても,これが最適解かどうかを被審査部門に
質問できるかどうかの違いも,統合マネジメントシステムを審査できるレベル
の審査員か否かの分かれ目です。

「価値=機能/コスト」を最大限にするのがVEの考え方ですが,
マネジメントシステムにも,VEの考え方を取り入れた最適解があります。
一方だけが良くても最適解ではありません。


繰り返しになりますが,
本当の統合マネジメントシステムが浸透するには,審査員が統合マネジメント
審査をできるスキルを持たないと成り立ちません。

受ける側は,QMS/EMS/ISMSなど意識しないで審査が進んでいくことが理想です。

いちいち,切り取って,「QMSではどうですか?」とやるから,
マニュアルなども混ぜない方が,審査員に分かりやすいマニュアルだ。などと
いう変なこととになるんです。
あと,要求事項通りに並んでいるマニュアルが(審査員は)見やすいとか…。

規定は,業務プロセス単位で書かれている方が,現場は読みやすいですよ。

規定は誰がためにある?

それを知った上で,統合マネジメントシステムの審査ができる審査員でないと,
下手な指摘や不要なアドバイスだけ残し,企業はたくさんの審査登録/維持料
を払って…。これって,失敗コスト…? ということにもなかねません。


なんだか最後は,審査機関,審査員への暴言はきまくり状態になっていますが,

 第三者審査登録制度は何のためにあるのか?
 この制度をどう経営に活かしたいのか?/活かさないといけないのか?

原点に戻って,一体なんで,ISOをやってるの?
そこから考えないといけないなぁ〜。と常々思います。


経営者,管理責任者,事務局の皆様は,
今回メルマガでコメントしたことを基に,現在の審査登録機関は自分の会社に
とって最適か否かを,素直な気持ちで考えてみてはいかがですか?


次回のメルマガは,「超ISO」のお話をします。

ISO9001で品質が良くならないから,企業体質の改善につなげたいという期待
に答えるための,TQM9000なる謎の概念(これも暴言?)に迫ります!?


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■ 与太郎さんのおすすめ書籍・メルマガ
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●中小企業の内部監査員の方へお手紙


え〜。手前味噌ではございますが…。

先日,アイソムズ(株式会社グローバルテクノ発行のISO専門月刊誌)に,
「中小企業の内部監査員の方へ」と題し,経営に役立つ内部監査について,
記事を1ページ執筆する機会に恵まれました。

「四つの視点」というコーナーの最後にちょこりんとあります。

http://www.gtc.co.jp/publ/isoms.html

私のビューティフル?な写真も掲載されています。
怖いもの見たさの勇気のあるあなた!! 是非ご笑覧下さい。ぷぷっ〜。

今回のアイソムズの特集は,コンサルタントについてです。
結構面白いです。ISOオタクのあなたなら一気読みできますよ!


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■ 編集後記
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かわいい子には旅をさせろといいますよね。

秋のお彼岸で,先日主人の実家に車で出かけました。
そうしたら,うちのかわいい子?が,勝手に(暴)お泊り強行しまして…。

車に乗っている人数,行き4人,帰りなぜか3人…。
お〜い。次の日どうするんじゃい!

うちは千葉。実家は群馬…。

次の日。

大人の時間2人分(送ってもらって,中間地点で引き取って),
電車代,手土産など諸々かかりました。

息子は意思が強いのか,何も考えていないのか,甚だ疑問ですが,でも,
思い立ったら即行動は変に感心しました。

勝手にお泊り強行の様子は,
→ http://ohinasama.cocolog-nifty.com/hina/2005/09/post_8de8.html

笑えます。

無事引き取った次の日,彼は「次は九州だ!」と野望を抱いていました。
妹の嫁ぎ先が九州です。気をつけろ!

恐るべし,実行力&マイペース。


おあとがよろしいようで。。。


デデン!


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[発行責任者] 大日向礼子(仕事の質改善コンサルタント)

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